日曜日は6月の韓国語絵本多読の会でした。
今月は参加の方が少なくちょっと寂しかったですが
じっくり絵本を楽しみました。
話題になった絵本を紹介します。
日本語原作の人気絵本『はじめてのおつかい』
40年以上読み続けられているロングセラー絵本です。
この韓国語版ではタイトルが『이슬이의 첫 심부름』(イスルのはじめてのおつかい)となっています。
原作では「みいちゃん」と呼ばれる主人公の女の子は「イスル」と韓国の女の子になっているんですね。
町の風景もみなハングルに代えられていて、日本でも韓国でも一昔前はこんな風景がどこにでもあったな~と思わせてくれます。
先日大阪であったブックマーケットで入手した2冊。
『아홉 살 마음 사전』
『아홉 살 함께 사전』 박성우 글/김효은 그림 창비
昨年出版された『9歳のこころの辞典』は裏表紙に「어린이를 위한 감정 표현 사전(子どものための感情表現辞典)」とあります。
自分の感情を的確な言葉で表現できるように、という趣旨でしょう。
80個ほどの感情を表す形容詞を取り上げ、9歳の日常の中でこんなとき、あんなとき、と可愛いイラストとともに具体的状況をあげています。
답답하다 いろんな場面で使われる言葉ですが、こんなふうに「気になっている女の子が自分のことを好きなのか嫌いなのかわからない」9歳の気持ちを想像すると、なんとなく実感できる気がしてニンマリしてしまいます。
今年出た続編の 『함께 사전』は、動詞の辞典。
「어린이를 위한 관계와 소통 사전(子どものための関係と疎通の辞典)」
我々韓国語学習者にとっても、一般の辞書の訳語だけでは実感しにくい違いやニュアンスが、子どもの目線で感じられて素直に入ってきます。
オススメです。
あわただしく片付けてからは、館内のカフェでおしゃべりティータイム。
韓国男子クヌさんをまじえて韓国語日本語チャンポンです。
奥さまジェヒさんが先月帰国前に水疱瘡になってしまい大変だったことをお聞きして
予防接種のことや子どもの病気、移りやすい病気の話、
子どもの教育、はたまたワールドカップの話など
いろいろおしゃべりしました。
【今後の韓国語絵本多読の会予定】(変更の可能性あります。直前にブログで確認してください)
7月15日(日)12:15~14:45 愛知県刈谷市総合文化センター 501講座室
8月12日(日)12:15~14:45 愛知県刈谷市総合文化センター 501講座室
9月16日(日)12:15~14:45 愛知県刈谷市総合文化センター 504講座室
お問い合わせ : higanao99@yahoo.co.jp
韓国語学習、韓国語絵本、多読などに関心ある方、いつでもお問い合わせください。